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2007/06/06(水) 効果的な質問

 会議における発言の種類は、概ね次のように分類されます。

1.質問…問いただす、説明を求める
2.意見…主張や考えを述べる
3.提案…会議体のとるべき行動を求める(動議)

 ところが、多くの団体の会議において、発言の内容があいまいのため、議論
が進めにくくなることがあります。それは、議案の説明が不十分なことに起因
する場合もありますが、質問と意見の区別がつかないなど、発言の仕方が要領
を得ていないことによる場合も少なくないようです。

 特に、質問するつもりの発言が意見や提案になってしまい、議論が脱線する
というケースがよく見受けられます。的を得た質問であれば、それに対する説
明ができます。しかし、議案を理解せぬまま、個人的な感想を発言してしまっ
て、結果的にそれが批判となったり、脱線したりすることがあるのです。

 おそらく、日本人は小学校の頃から、質問することに慣れていないせいだと
考えられます。授業中、先生から「何か質問はありませんか?」と訊ねられる
と、全員が恥ずかしそうにうつむいたという経験は誰しもあることでしょう。

 「質問することは恥ずかしいこと」という意識が潜在的にあるため、自分で
答えを出してしまおうとするのです。そのため、質問ではなく、意見や感想と
なって発言されるのです。

 聞き上手は話し上手といわれます。聞き上手になるためには、効果的な質問
が必要です。それは、5W1Hに基づいた具体的な質問です。

 When, Where, Who, What, Why, How
(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)

 5W1Hを切り口に質問すると、あいまいさがなくなり、具体的で情報が整
理しすくなります。また、「なぜ?」と質問するより「どうしたら?」と質問
したほうが、回答する側も発想が豊かになります。

 効果的な質問は、会議におけるものだけではなく、普段の仕事においても、
勉強をする場合でも、また、家庭における子育てにも有効な方法です。
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安木屋ビジネス専門学校
副校長 安仁屋 雅秀