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2007/05/30(水) ロバート議事規則の起源

 ヘンリー・マーティン・ロバート(1837〜1923)は、合衆国陸軍
の技術系士官でしたが、どの赴任先においても、軍務に時間的余裕があれば、
教会組織や、市民・教育活動に積極的に取り組んでいました。ロバートが議
事法に興味をもち始めたのは、熱帯病の再発のために厳しい軍務を緩和され、
マサチューセッツ州のニューベッドフォードへ移されたあとの、1863年
のことでした。

 何の予告もなしに、ロバートは、ある会合の議長をするように要請された
のですが、議事の進め方を知りませんでした。しかし、この要請を拒否する
のは最悪のことであると彼は感じていました。

 「私は、最大限に困惑した」と、後日、ロバートは次のように書き記して
います。「私は、会合が節度を保つであろうという摂理を信じて、この要請
に応ずることにした。しかし、それと同時に、次のような決心もした。つま
り、私は議事法について何事かを知るまでは二度と会合に出席しないと…。」

 1867年にロバートは少佐に昇任し、サンフランシスコへ赴任しました。
彼は、妻とともに所属する諸団体で仕事をするうちに、議事法の内容に関す
る考え方が一致しない限り、諸団体は効率よく機能しないであろうと思った
ようです。そして、諸団体に適合するであろうような議事規則集を作ること
を決心しました。

 ロバートは、1874年になってやっと著述にとりかかる時間ができまし
た。そして1876年2月19日、シカゴのS・C・グリッグス社から「ロ
バート議事規則」の初版が発行されました。

【参考文献】ロバート議事規則研究所発行 安藤仁介訳 「ロバート議事規則」
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安木屋ビジネス専門学校
副校長 安仁屋 雅秀